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「ブレイブ ワン」ジョディ・フォスター記者会見 [教養・カルチャー]

本日(10月16日)六本木ヒルズで開催されたジョディ・フォスター主演の映画
「ブレイブ・ワン」の記者会見に行って来ました。

ジョディと一緒に記者会見に参加したのは、プロデューサーのジョエル・シルバーと
監督のニール・ジョーダン。

NYでラジオパーソナリティをしているエリカ(ジョディ・フォスター)は、ある日婚約者と散歩に
出かけた先で暴漢に襲われ、3週間も意識が戻らないほどの重傷を負う。そして目が覚めた
とき、婚約者は暴漢に殺されたと聞かされ、行き場のない悲しみに打ちのめされる。

退院後も心の傷は癒えることがなく、外出することさえ怖くなってしまった彼女は、自分を
守る確かなものとして、拳銃を手にすることにしたのだが…。

「ブレイブ ワン」は見る人の道徳観や倫理観が試される、ハードなテーマの映画。

ジョディは「ポケットに銃を入れると、ものを見る目も、自分に対する自信も変わってくる。
自分が力を持っていると誤解させてしまう。人をモンスターにするのよ。
銃を持つと『私が生きたいと願うことは、誰かが死ぬこと』になってしまう」
と話していました。

人間の光と闇を描き出すことに長けた監督であるニール・ジョーダンは
「撮影をしながら、いつ彼女に対する同情心が消えるかと思っていたが、ずっと
消えることはなかった」
と語っている通り、余りにも衝撃的な悲劇に見舞われたことを知っている私たちは、
彼女の気持ちが理解できるだけに、複雑な気持ちを抱えながらストーリーを
追うことになります。

しかも、演じているのはハリウッドの中でもとびきりの演技派といわれるジョディ・
フォスター。
ジョディはエリカという役について「彼女がやったことは間違っているけれど、
でも映画を見ていると彼女に共感してしまう。暴力は相手だけじゃなくて、周りの
すべてを破壊するけれど、それでも彼女を美しいと思うのは、彼女の取った行動が
『そうしなくてはいけなかった』と共感させるからだと思う」
と話していました。

彼女を許せるか、許せないか。見た後に深く考えずにはいられない作品です。



質問のひとつひとつに真剣に答える姿はとても知的で、芯の強さを感じさせます。
スクリーンの中で銃を持ってアクションをこなす姿は存在感たっぷりですが、
実際の彼女は、日本人の中に混じっても華奢に見えるような、とてもスレンダーな
体型の持ち主。
上の画像でも、男性2人と比べると顔の大きさが半分ぐらいなのでは?

レッドカーペットなどではアルマーニが定番の彼女。
今日は肩の部分のデザインがアクセントになった、ブラックのシンプルなパンツ
スーツに、パテントレザーのハイヒール。
アクセサリーはゴールドのシンプルなネックレスとリングだけというのが、知的な
彼女の魅力をいっそう引き立てていました。

一番小さいサイズを着ているに違いないと思うのですが、それでも細身のパンツに
余裕が!

■「ブイレイブ ワン」
10月27日(土)より全国ロードショー
http://wwws.warnerbros.co.jp/thebraveone/

©2007 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved


2007-10-16 16:10  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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